« 夜を急ぐ者よ(No-38) | トップページ | 大阪出張 »

2010年8月25日 (水)

永遠の0(No-39)

百田尚樹著「永遠の0」を読了。

職場の先輩から借りた本。2009年のベストセラーのようだが、確かにテンポ良く読ませるストーリーで2日で読み終えた。

色々な戦記物の中で読んだパーソナリティや事実を織り交ぜながら、主人公の零戦パイロットの生への終着とその死を描くフィクション。

戦友たちが語る主人公の人物像がそれぞれ象徴的でイメージしやすく、見る人による人物像の違いが、徐々に一人の人間を浮かび上がらせていく、という手法も読み進みやすい。

ただ何故あれだけ生き延びる事に執着(現在では当たり前の生への執着だが)していた人物が特攻に踏み切り、しかもその特攻出撃の際の生き残るチャンスも人に譲ったのは何故なのか、という点の踏み込み、心情の描写が不足しているように思った。

|

« 夜を急ぐ者よ(No-38) | トップページ | 大阪出張 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/111154/49243830

この記事へのトラックバック一覧です: 永遠の0(No-39):

« 夜を急ぐ者よ(No-38) | トップページ | 大阪出張 »